「衛星データで環境課題を考える!!」
~ JAXA技術領域主幹×宇宙ビジネスデザイナー対談 ~
山口県産業技術センターでは、地球観測及び測位衛星データの様々な分野への利用・事業化に向けた産学公連携による「衛星データ解析技術研究会」を設立し、県内企業が衛星データを活用した新たな商品開発やサービスの創出を行えるような取組みを実施しています。
今回は、環境課題を衛星データと関連付けながら、課題解決に向けたワーキング会議を開催します。具体的には、宇宙ビジネスデザイナーの城戸氏による世界の環境課題と地域や企業の役割について、JAXAの松尾氏から環境分野の衛星データについてご講演いただき、その後、環境課題についての検討を行う予定です。
皆様には宇宙ビジネス分野でのビジネスモデル構築への取組として積極的な御参加をお願い申し上げます。
日時 | 2023年10月25日(水) 19:00~21:00 |
場所 | Megribaコミュニティラウンジ |
参加費 | 無料 |
定員 | 20人 |
問合せ先 | 地独)山口県産業技術センター 宇宙データ利用推進センター 担当:森・藤本 E-mail:mori@iti-yamaguchi.or.jp TEL:0836-53-5056 |
プログラム | 19:00~19:05 主催者挨拶 19:05~19:30 「世界の環境課題に対応する地域と企業の役割」 ㈱sorano me 代表取締役 城戸綾乃氏 19:30~19:55 「環境分野における衛星データの可能性」 JAXA 第一宇宙技術部門 技術領域主幹 松尾尚子氏 19:55~20:30 「対談 環境×衛星データ→ビジネス 」 ファシリテータ ㈱ブイク 弘中明彦氏 20:30~21:00 名刺交換・参加者交流 |
講師
㈱sorano me 代表取締役 城戸彩乃氏
大学在学中に宇宙ビジネス関連のメディア「TELSTAR」や「宙畑-sorabatake-」の立上げを行ったのち、さくらインターネットで政府衛星データプラットフォーム「Tellus」のプロダクト開発に携わる。sorano meでは、テクニカルコミュニケーションをベースに置いた情報デザイン、UXデザイン、事業開発、人材育成を行う。また、衛星データを用いてサステナブルとウェルビーイングを両立するデザイン手法「Earth Experience Design」を研究している。
JAXA 技術領域主幹 松尾尚子氏
福岡県出身 旧宇宙開発事業団に入社以来、国際宇宙ステーションでの宇宙実験や地球観測衛星のデータ利用など宇宙アセットの利用拡大を担当。第一宇宙技術部門では地球観測衛星データに関する国際的な協力を担当し、パリ協定、仙台防災枠組み、SDGsへの衛星の貢献策についてまとめた。2025年以降の衛星ミッション立上げに向けた検討を行うとともに、現在は、産学官による衛星戦略を検討する衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)の事務局をとりまとめる。