【ヒトシゴトin やまぐち　vol.16】とみー珈琲小川智史さん

スペシャルティコーヒーを地元山口に伝えたい！

とみー珈琲小川智史さんにインタビュー！

Megribaのシェアキッチンをご利用後、店舗販売をされている小川智史さんにお話を聞きました。

小川さんの現在の活動、お仕事について教えてください。

カフェの営業とキッチンカー販売、全国を向けてネット販売もやっています。
最近は、色々な業種の店舗とコラボしてイベントを開催しています。フェイシャルサロンとコラボしたり、男性の美容や健康分野でのコラボのお話もいただいています。面白いなと思えることをやりたいと思っています。

カフェにキッチンカーにネット販売！いろいろ挑戦されているのですね。　そもそも小川さんが「珈琲」をお仕事にしようと思ったきっかけと始めた経緯について教えてください。

大学生のころ、福岡でカフェでアルバイトをした経験があり、今まで珈琲を好きではなかったのに、そこの珈琲を飲んで衝撃を受けました。
豊かで色々な味のあるスペシャルティコーヒーで、地元に帰って伝えたい、事業したいと思うようになりました。23歳の時に開業して、登記の仕方とかまったくわかりませんでした。手探りでネット販売のみしていました。山口市のSaï Coffee Roasteryでアルバイトをしながら、とみー珈琲に落とし込んでいく毎日でした。

開業直後はとても大変だったんですね。その中でご自身で勉強されたり、アルバイトされたり試行錯誤の後の開業なのですね。 Megribaで、実際にシェアキッチンをご利用されていかがでしたか？

2年前に、Megribaに出会い、自身の考え方が180度変わりました。お店を持とうと思ったら、初期投資で1000万円は覚悟するところを、Megribaでトライアル的に始めれば、月に少しのお金で済むので本当に助かりました。
1対1でお客様と関わりがあり、事業関係の人も多かったので、協力してもらえることが増え、人脈が広がりました。シェアキッチンを3，4カ月利用している間にお客様も増えていきました。
その時期に、株式会社タムラ様の夜を彩るマルシェに出店して、日頃から集まれるスペースが欲しいねという話になり、株式会社タムラ様のレンタルスペースで色々な機材を揃えていただき、店舗販売することになりました。

Megribaのシェアキッチンでのトライアルで販売をしながら、店舗機材の準備も同時進行でされていたのですね！

はい、今、店舗では、日に15～20人くらいお客様が来てくださいます。近くに幼稚園や保育園が多いので、30，40代の女性の利用が多いです。保育園へ送迎した後の時間にご利用されます。なので、朝カフェも最近始めました。
クラウドファンディングでキッチンカーも購入し、道の駅に出店しています。月に1度は遠出をしようと岩国市や周南市、宇部市にも行きます。
走るだけで宣伝効果があり、イベントで見た車が止まっているのを見かけたから来てみたと店舗に来られる方も多いです。

Megribaでたくさんのファンを作られ、さらにご自身の店舗では顧客のニーズに合わせながら営業時間なども変更されているのですね。次に小川さんの今後の目標を教えてください。

ゆくゆくは、株式会社にしたいと思っています。理想は、珈琲と絡めた違う事業をやっていきたいと思っています。スタイリッシュな大人へ向けた健康や美容面のサービスを考えていきたいと思っています。

スタイリッシュな大人向けの健康、美容事業、個人的にもとても興味があります（笑）。

最後に、これから起業したいと考える方や、副業してみたいと思う方に、先輩起業家としてメッセージをお願いします。

起業ってハードルが高いイメージがありますよね。でも、開業届を出すだけなら、誰にでも出来るんです。大変なのは、起業した後、どうやって広めていくか認知度を高めるかなんですよね。だから、その前段階の「起業って大変そう」という「起業することが大変」というイメージではなく、起業してからの集客などをどうするのか起業前から考えておく必要があると思います。情報がないと何をしていいかわからないので、まずはMegribaに行ってみてください。可能性が広がりますよ。