【ヒトシゴトin やまぐち　vol.40】イラストレーター米原千絵さん

フリーランスでイラストレーターとしてご活躍の米原千絵さんにインタビュー！

Megribaスタッフでもあり、可愛らしいイラストが得意な米原さんにお話を聞きました。

現在の活動、お仕事について教えてください。

現在は、山口県内でイラストレーターとして活動しています。これまでに、商品パッケージやゲームのキャラクターなどのイラストやデザインのほか、イベントのチラシなども制作させていただきました。現在は、2月に予定している、道場門前商店街での展示会に向けて準備を進めています。（1月取材当時）

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展示会をされるのですね！「イラストレーター」をお仕事にしようと思ったきっかけと始めた経緯について教えてください。　

正直、「いろいろとしてきたなかで、イラストを描くことが残った。」としか言えません。前職は全く違う分野で働いていたのですが、持病が悪化するなどの理由で続けられなくなってしまいました。退職後はWebデザインやグラフィックデザインを学んでいました。もともと小さいころから絵を描くことが好きだったのですが、絵を仕事にするのは難しいと思っていて、何かの機会でおまけに使ってくれるかも……くらいで考えていました。そんな中、Megribaで知り合った方のSNSで「キャラクターデザインしてくれる人を募集しています。」という書き込みを見つけて、だめもとで応募してみたら、運よくそのままご依頼いただけました。

Megribaがきっかけとは！嬉しい限りです。

その時に、自分の描きたいものだけではなくて「相手の描いてほしいものを描くこと」の大事さが分かって、「自分が、何か人にあげることができるって感じられるのは、イラスト以外あまりないかも」と思い、イラストレーターを仕事にしていこうと考え始めました。

人にあげられるものがイラストしかない…謙虚なお言葉ですね。Megribaスタッフとして活躍されていますが、Megribaでのお仕事はいかがですか？

私は、Megribaでコワーキングスペースの受付としてアルバイトをさせていただいております。ご利用される皆様、いろいろな方が来られ、時にはお話もしていただけるので、とても刺激になっています。また、同じアルバイトスタッフの皆さんや社員の方々はとても親切で、安心して発言できます。私は口下手で硬いところがあり、人との間に壁をつくりがちだったのですが、今はだいぶその壁が薄くなって、柔軟さもでてきたなと思っています。本当に恵まれた環境にいさせていただいて……ありがとうございます。

米原さんの丁寧な仕事ぶりはMegriba利用者さんからも好評です。今後の目標を教えてください。

自分も他人も求めているもの、というのをずっと描き続けられるようにしたい、その精度をどんどんあげられるようになりたいです。それで少しでも幸せになってくれる人がいて、喜んでくれる人がいてくれたらいいな、結局これに尽きるように思います。

喜んでくれる人のために…米原さんの優しいお気持ちが伝わってきます。

最後に、これから起業したいと考える方や、副業してみたいと思う方に、先輩起業家としてメッセージをお願いします。

私は起業したい！と強く思って起業したわけではなく、成り行きやご縁のなかでやらせていただいているので、あまりいいこと言えないかもしれませんが……健康と感謝が大切かなと思います。

起業や副業をはじめると、自分で何もかもしないといけない場面が会社員より多くなると思います。なので、健康が損なわれると、本当に進まなくなってしまいます。実際に私もそれを実感しました。家族や友人にも心配をかけますしね……なのでとにかく、ご自身の健康を大切にしてほしいと思います。

「感謝」というとなんというかきれいごとっぽいですが、蛇口をひねったら水が出てくることとか、日常のことになんでも感謝するというのは馬鹿にできない習慣だと思います。自然とその対象に興味が沸いてきたり、よい人間関係の構築や新しい気づきにつながっていったりする。結果として収入につながる可能性も高まるし、何よりも日常における感性が磨かれて、かなり自分を幸せにしてくれるのではないかと思います。

僭越ながら、これからご活躍されることを祈っています。ありがとうございました。