【イノベーティブ!YAMAGUCHIビジネスプランコンテスト2024 出場者へインタビュー】vol.3 山井 裕子さん
『ウェルビーイング・ユニティ :保健師・助産師による企業内保健室開設と健康支援・両立支援』 気軽に悩みを相談できる保健室に着目したビジネスプランを発表! 山井 裕子さんにインタビュー!
イノベーティブ!YAMAGUCHIビジネスプランコンテスト2024で『ウェルビーイング・ユニティ :保健師・助産師による企業内保健室開設と健康支援・両立支援』を発表された山井さんにお話を聞きました。
この度は、素晴らしいビジネスプランをご発表くださり、ありがとうございます。どのようなビジネスプランだったのか、皆さんにもお伝えしたいので、教えてもらえますか?
私の発表したビジネスプランは、「ウェルビーイング・ユニティ」です。
働く人々が元気にイキイキと働き続けられるような環境を提供することを目指しています。 具体的には、職場に気軽に悩みを相談できる保健室のような場所を設置することを考えています。「ウェルビーイング・ユニティ」というプランは、働く人々が元気に働き続け、かつ社会全体に貢献することを目指しています。
元気に働き続けることはとても大切ですよね。そのビジネスアイディアが生まれたきっかけや、エピソードなどあれば教えてください。
このアイディアは、私が23年間にわたり助産師や保健師として働き、6万人以上の相談ケアに携わった経験から生まれました。その中で気づいたのは、人々がさまざまな悩みを抱え、それが日常生活、仕事、そして健康に影響を与えているということでした。
特に働く人々は、忙しさから自分のことを後回しにしやすく、それが日々の健康だけでなく、時には深刻な病気につながることもあります。この認識から、働く人たちが気軽に悩みを相談できる場所を提供し、早期にサポートできる仕組みが必要だと感じました。その思いから、保健室のような環境を職場に導入することが、より良い働き方と健康な職場環境の実現への一歩だと考えました。
ご自身の経験から生まれたのですね。現在も助産師や保健師として働いておられるのですか?
はい。私は助産院を経営しており、主に女性の健康支援に従事しています。具体的には、様々な年代の女性向け健康相談、健康セミナーの講師、妊活支援、子育て支援、更年期ケアなどを提供しています
助産師の仕事は妊娠や出産に関することだけでなく、女性や家族の生涯に寄り添って支援していきます。
女性に寄り添った大切なお仕事をされているのですね。今回のイノベーティブ!YAMAGUCHIビジネスプランコンテスト2024に出場しようと思ったきっかけを教えてください。
まだまだ、アイディアの段階で、今後このプランを実現していくためにブラッシュアップしていきたいと思い応募しました。
プラン実現のための第一歩として応募くださり、ありがとうございます。最終審査会に参加された感想を教えてください。人前で話すのはいかがでしたか?
最終審査会への参加は、県外から来られた方や高校生など、多様な参加者と交流できて、非常に刺激的でした。様々なビジネスプランを聞くことができ、新しいアイディアにワクワクしました。人前でビジネスプランを発表するのは、起業塾以来でしたので緊張しましたが、良い経験となりました。
素晴らしいアイデアばかりでしたよね。緊張されていても、素晴らしい発表でしたよ。最後に、今回の「イノベーティブ!YAMAGUCHIビジネスプランコンテスト2024」に出場して出来た、今後の目標や、今後挑戦したい事などを教えてください。
「イノベーティブ!YAMAGUCHIビジネスプランコンテスト2024」への参加を通じて、新しい視点や刺激をいただきました。従業員の健康への投資が大企業で当たり前になるなか、大企業から小さな会社まで、誰もがイキイキと元気に働き続けられる「ウェルビーイング・ユニティ」を広めていくことが、私の夢です。真摯に、心を込めて、このプランを広げていく覚悟でいます。どうか温かい応援をよろしくお願いいたします。
本日はありがとうございました。ぜひ、誰もがイキイキと元気に働き続けられる「ウェルビーイング・ユニティ」という夢を叶えてくださいね。
プロフィール :山井 裕子(やまい ひろこ)
保健師・助産師・看護師
第一種衛生管理者
健康経営アドバイザー
女性の健康経営アドバイザー(推進員)
不妊症不育症ピアサポーター
助産師・保健師歴23年。助産院を開設し、地域で女性の生涯にわたる健康支援に取り組んでいます。
現在、新たな舞台での挑戦に向けて動いています。働く人の健康、働く女性の健康をテーマに、様々な形で地域社会やビジネスに貢献していくことが今後の目標です。