【ヒトシゴトin やまぐち vol.11】坪郷計算工学研究所 坪郷浩一さん


研究者でありデータサイエンティストでもある坪郷浩一さんにインタビュー!

MDN(メグリバデジタルネットワーク)メンバーとしても、ご活躍中の坪郷さんのお仕事についてお聞きしました!

現在の坪郷さんの活動やお仕事について教えてくださいますか?

フリーランス研究者をしています。研究活動は、高専・大学等の研究者の方と連携しながら行っています。さらに、教育活動としては、NPO法人まなびデザインラボ(高校・高専数学)、通信制高校で数学・情報・理科、大学院で研究者のキャリア教育、社会人向けに機械メーカーなどで流体力学の講義、一級建築士の学科試験対策講師(担当:構造)、専門学校(大学編入数学)などで教えており、パラレルワーカーとして働いています。

 フリーランス研究に様々な教育分野でのパラレルワーカーはお忙しそうですね! 「研究職」をお仕事にしようと思ったきっかけと始めた経緯について教えてくださいますか?

小学校4年のときから一貫して「流れ」に興味関心があり、研究を続けています。そもそも、流れに興味を持ったのは、佐波川の研究をスタートしたことからです。一見、難しそうな流体現象ですが、学べば学ぶほど、その魅力に引き付けられています。

Megribaの学生スタッフに丁寧に教えてくださっている様子

「流体学」は私自身始めて聞いた言葉でどのような学びか気になります! プレミアムメンバーとしてたくさんの時間をMegribaで過ごしてくださりありがとうございます。坪郷さんはMegribaをどのようにご活用されていますか?

Megribaでは、データサイエンスの講座を不定期で開催しています。データの見方、説明の仕方などを受講者にアドバイスしています。さらに、毎年、フリーランス養成講座を開催して後輩起業家の育成に力を注いでいます。
異業種の方と活発な議論をして、自分自身の成長を感じながら仕事をしています。

とても勉強家でいらっしゃいますね! Megribのセミナーイベントでも講師をして頂いたりして、ありがとうございます! 坪郷さんの今後の目標を教えてください。

Megribaを拠点として、山口県内企業の技術力向上の一助になるような新規技術の開発や講座・セミナーを行いたいです。また、将来は、首都圏や関西圏との企業との連携できる人材になりたいと考えています。そのためには、現状に満足するのではなく、新しい知識や経験を日々積み重ねていきます。

Megribaを拠点として、そのようなことが出来たらとても素敵ですね。最後に、これから起業したいと考える方や、副業してみたいと思う方に、パラレルワーカー兼、先輩起業家としてメッセージをお願いします。

自由の扉は、あなたの意志でいつでも開くことができます。しかし、その決断にはリスクもともなうことを忘れないでください。

メグリバ編集後記


MDN(Megriba Digital Network)メンバーとして、とても積極的に活動されている坪郷さん。
”自由の扉”と”決断にはリスク”という言葉が、実践者でいらっしゃる方ならではの深いお言葉です。やりたいことを仕事にして、ずっと続けていられる方は少ないのでとても尊敬します。 これからも頑張ってください!

プロフィール :

坪郷 浩一(つぼごう こういち)

山口県防府市生まれ。
2006年 3月 山口大学大学院理工学研究科博士後期課程システム工学専攻修了 博士(工学)
2015年11月 坪郷計算工学研究所を設立して所長に就任(現在に至る)
本研究所では、流体力学に関連する土木・機械・建築・水産などの教育指導および研究開発を行うことができる。主な事業内容は技術分野(流れ解析、数値計算)と教育分野(流体力学、数学、データサイエンス)である。

Megribaでは起業したい皆様を応援する相談会や

セミナーを随時開催中です。

また、チャレンジショップやシェアキッチンなどのご利用で

起業された皆様を応援しています。

ぜひお気軽にMegribaへお立ち寄りください。

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