【ヒトシゴトin やまぐち vol.39】プログラマー 森近真さん


開館当初からのMegribaメンバー、プログラマー森近真さんにインタビュー!

MegribaDigitalNetworkクリエイターズパートナーの森近さんにお話を聞きました。

現在の活動、お仕事について教えてください。

受託開発のプログラマーをやっています。現在は教育関係のサービスの開発を受託しています。完全にリモートワークですが多人数の関わるプロジェクトの中で仕事をしていて、その中で自分の役割は主にお客様からの問い合わせに対して、不具合の調査やバグがあれば修正をすることです。

そのような「プログラマー」をお仕事にしようと思ったきっかけと始めた経緯について教えてください。 

もともとはパソコンとは全く縁がない仕事をしていましたが、割とパソコンをいじったりするのが好きで得意でもありました。インターネットが普及していく頃だったので、それらを仕事にできのではないかと自営業でやり始めたのがきっかけです。当初は、ネットの接続やパソコンの修理の受付、ワープロや表計算ソフトの講師をしていました。そのうちカスタマーエンジニアという肩書きで県内や近隣県の様々な企業へ行って、ネットワーク配線やパソコンの設定などをするお仕事をしていました。

異分野のお仕事から自営業でパソコンの仕事ですか?!

そうなんです、それらの仕事するうちに徐々にソフトウエア開発、プログラマーとして仕事を請け負うようになりました。4年前くらいに、山口市の商店街で、プログラミング教室をやろうと考え、法人化しました。教室を始めたのはプログラマーを育てたいということもあったのですが、ずっとリモートワークで、仕事について相談や語り合えることができるような知り合いが身の回りにいなかったため、そういった仲間が増えていけばと思ったことがきっかけでした。

そうだったのですね。場所を変えて、MegribaのMDNメンバーに登録し、お仕事されようと思ったのはなぜですか?

商店街の近くに会場を借りて教室を開いていたのですが毎回設営のための準備にも時間がかかり大変でした。Megribaが出来た当初、ここであればすでに教室ができる設備があるし、新しくて快適なので良いんじゃないかと思って登録しました。自宅からもこちらの方が近いので。でも会場をこちらに移すと逆に、生徒さんから遠くなってしまい残念ながら教室の方は徐々にフェードアウトしていきました。

みんなに良い場所選びってむずかしいですね。Megribaのコワーキングスペースを作業スペースとして使ってくださっているんですね。

仕事自体は家でも出来るので、午前中は集中して家でやって、午後からMegribaに来て、常連さんとお話しながら仕事をするという私の気分転換にもなっています。業種は違えど同じエンジニアの人などと交流できたるため、当初の目的だった仕事について相談や語り合えることができています。また、Megribaへの移動中の車内で午前中やっていたプログラミングのコードの頭の中で整理をしたり、アイデアを思いついたりと良いことばかりです。

有意義にMegribaをご利用頂きありがとうございます。そんな森近さんの今後の目標を教えてください。

今、自分でアプリを開発していて、そのアプリをリリースすることが目先の目標です。

どのようなアプリを作られているのですか?

身の回りの細かいタスクを管理するアプリを作っています。TODOだったり、リマインダーだったり、買い物リストだったり。自分自身のことですが以前は色々やらなくてはいけないことがあってもつい先送りにして、それらが積み重なるとさらにやる気が無くなるという悪循環を繰り返していました。何年か前から手帳を使って毎週土曜日に来週やるべきことを整理することを習慣づけると、それ以降、実際の生活や精神的にも安定したように思います。それらの経験をアプリに落とし込んでいこうと思っています。今は、試作段階で数人の知り合いの方に使ってもらっています。

いいですね。生活に必要なアプリです。

いくつか特徴があるのですが、普通のリマインダーだと予定を固定した日付や曜日で設定します。でもこれだとキャベツを買うことなどのように消費した量や買った量によって次に購入する日時が変わるものには対応できません。

確かに、起こりそうなことです。。。

ですので、私のアプリは、何日ごとにやるということと今、在庫がいくらあるのかを設定します。例えばキャベツを7日ごとに買うペースの家庭が日曜日に50%残っていたら水曜日にそろそろ在庫が無くなるので買った方が良いですよと知らせるようになってます。

とても便利なアプリだと思います。予定はずれていくものですからね…。それに対応してくれるのは嬉しいです。

このようにアプリを開発するのは楽しいのですが、すぐに事業化しようとは思っていなくて。受託の仕事が無くなるまではアプリを無料で公開しようと思っています。

なので、今の所の目標は、受託の仕事を続けることで、会社が継続する限りアプリの開発についてはひたすら良いものを作っていくという長期の戦略が取れます。

株式会社インパラの存続が目標なのですね。最後に、これから起業したいと考える方や、副業してみたいと思う方に、先輩起業家としてメッセージをお願いします。

長く続けていけるかどうかを考えた方が良いと思います。自分自身の経験からいっても起業前に考えていたアイディアがそのまま、すんなり成功することはまれなことだと思います。ですのでうまくいかなくても立ち直れないほど失敗にはしないというには気をつける。打席に立ち続けてバットを振る回数を増やせばそのうちヒットを打つことができるかもしれません。そのためには継続し続けることが大切だと思います。

メグリバ編集後記


優しげな雰囲気で、お話してくださりました。“何度でも打席に立ってバットを振る回数を増やす事“ 分かりやすいメッセージです。 アプリ開発のお話は一層楽しそうで、リリースされるのが楽しみです。

プロフィール :森近 真(もりちか しん)

山口市出身。医療事務を7年勤める。その後、起業し、エクセルやワードなどのパソコン教室の先生をする。

サポートカウンターの受付をしたり、徐々にシステムエンジニア業へ移行し、プログラマーを専門として行うようになる。

4年前に株式会社インパラを法人化。

Megribaでは起業したい皆様を応援する相談会や

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また、シェアキッチンなどのご利用で

起業された皆様を応援しています。

ぜひお気軽にMegribaへお立ち寄りください。

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